新しい靴を買った。お仕事で使う靴。
この靴とともに、どんな関わりが持てるかな、
どんな会話を、この靴も一緒に聴いていくのかな。
嬉しいことも、悲しいことも、困ったことも。
ともに共有できるかな。
どうぞよろしくね。
下駄箱を開けたら、封筒が一通。
「ん?なんだろう?」
中学生や高校生の時に、
憧れこそあっても、経験したことがなかったなぁ、こういうの。
心臓が、どきどき。
その封筒の差出人を見たら…。
覚えのある名前。
だけどとても最近。
お手紙の書き出しを読んで。
すごく嬉しくなった。
「先日は声をかけていただき、ありがとうございます。嬉しかったです。」
勤めて1年。でも、新鮮な気持ちになれて。
私のほうこそ、嬉しかったよ、ありがとう。
近頃は、携帯電話とか、メールとかあるから。
こんな風にお手紙をもらえるなんて、久しぶり。
これを書いている間。
私のことを想ってくれたんだなぁって思うと、
さらに嬉しくなるよ。
私もお返事、書こうっと。
ガラス越しに、お散歩されている姿を見て。
でも背が低いから、頭の上のほう、ちょっとだけ。
事務所に入ってこられるのがわかる。
おはようございます。
近くまで行き、声をかけると、
「あんた、最近すごく忙しそうやで。今なら顔が見れると思ってね。」
笑顔でそうおっしゃった。
ありがとうございます。
今日はいいお天気になりましたね。
耳元で話すと、
「あんたが元気そうにしてるのを見るだけで、私ら、安心するんやよ。」
にこにこの笑顔。
その言葉を聞いて、泣きそうになっちゃった。
やっぱり、元気でなくっちゃね。
新年度、毎日膨大なお手紙が届く。
ファイルを準備し、綴じていく。
そう。
始まったんだよね。
でも。
周りからも、いろんな声がする。
苦情の電話も…。
今年度のテーマに、
スタッフから、共感してもらえた。
「うん、それ、すごくいいね。」ってね。
だから。
ぶれずに、迷わずに。
一日を大切に過ごしていきたいと思う。
こんな経験、二度とないことなんだから。
どたばたとお仕事を済ませ。
電気を消して、廊下を歩いていく。
なんとなく視線を感じ、うしろを振り返る。
ドアから、頭がぴょこっとふたつ。
私のことを見送ってくださる。
私もうれしくて、手を振ってお別れをする。
「また来週、よろしくお願いします。」ってね。
昔のデートのお話を聞いた。ごちそうのゆでたまご。そして、ソーダ。
この二つがあれば、おなかも膨れるし。
少々お金がなくても、これなら大丈夫、なんだって(笑)。
手をつなぐことも控えめに。
少し距離を置いて歩く2人。
ラブレターも、デートのお誘いだけ。
でも、流れている時間の中で、
お互いの心の中で、
相手を強く思う時間が流れているんだなぁ。
古風だけど、ちょっといいね。
言葉にはしないけど、
そのかけらが、
相手に伝わるものなら、なお、いいね。
「ぐちゃぐちゃ言ってごめんね。もう大丈夫だから。」
もらったメールは、とても力強かった。
心の変化。何があったのかな?
また聞かせてね。
言葉を拾って。
心を立て直して。
自分自身を見つめ直して。
すごいよ。
あなたの強さは、どこからやってくるんだろう?
お裾分け、してほしいくらいだよ。
いただいた新しいお財布を、使うことにしました。
その人を思い出したタイミングが、一周忌なの。
その人から、とても大きなものをこれまでもらっていたから。
それを思い出すためには、このタイミングなのだろうなって。
今の私は、去年の私とどうですか?
少しだけ、上に?前に?進めていますか?
その人の言葉をいくつか思い出し。
明日への決意にしていくこと。
高い志を持って…ね。